反則王

これはやけにリアリティのあるコメディだったよ。昼間は冴えない銀行員のソン・ガンホ。本当に何をやっても駄目。

会社でも家でも、駄目駄目扱いされてます。いつも会社では上司にヘッドロックをかけられ、いじめられてます。

どうやったらヘッドロックをかわせるのか、考えてる彼の前に「プロレスラー募集」の古びた求人広告が。必死に入門依頼

をするガンホ。偶然、反則王（これって悪役プロレスラーって意味かな？凶器を使ったりするレスラー）がどうしても事務所

で必要になり、彼は入門を許される。それから、夜はサラリーマン、昼はレスラーな生活を送って行きます。韓国独特の

オーバーアクションで笑わせよう、笑わせようとしてる映画じゃないのに「ぷぷっ」と吹き出してしまうんです。

冴えない男は至ってまじめに頑張ってるんです。それが笑えるんですよね。ちゃんとほろっと来るシーンもあるしね。

プロレスシーンはなぜかとても格好いいんです。決して格好良くないのに、すごく格好良く見えるんですよね。男の人は

憧れるんじゃないですか？個人的には脇役のパク・サンミョン。またまた笑わせてもらいました。あのとぼけた感じ好き

なんですよねー。奥様は極道に出てた人ですよ。今回のマドンナ役はチャン・ジニョンです。健康美って感じで

フレッシュでしたよ♪　　　　　　　「反則王」